インターネット上の仮想店舗で商品を購入する場合、ユーザーの6割以上がレビュー(批評)を参考にしています。
そのレビュー(批評)が偽りのものであった場合、あなたならどうしますか?
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
今に始まった話しではありませんが、インターネットの世界では『ステルスマーケティング』が常に横行しています。
では、実際にはどのようなことが横行しているのでしょうか?
ステルスマーケティングの横行とは
ステルスマーケティングとして行われているものとして、『偽レビュー(批評)』があります。
いわゆる『サクラ』です。
このような行為が何故行われるのか?
1つは、同じような商品を販売している他店に勝つためで、もう1つは、レビュー(批評)のない商品は売れにくい(ほぼ売れない)からです。
こうした行為は通常、ショッピングモール(楽天・Yahoo!・アマゾンなど)においては禁止されていますが、それを見分けることは難しい場合も多く、結果的に常に横行した状態であるということになります。
逆に、全く何も取り締まられていないわけではありません。
その商品を削除されてしまったり、アカウントそのものが利用停止になってしまうケース、最悪の場合は訴訟を起こされてしまうケースもあります。
インターネットショップサイトの運営者の方、これでも『サクラ』を使いたいと思いますか?
そしてもう1つ、別の『サクラ』があります。
海外において人海戦術で検索順位をアップさせているケースも未だに存在します。
単純に考えれば、他店よりもアクセス数が多ければ検索順位は上に位置することになります。
(それだけの要素ではありませんので誤解のないように。)
これを利用し、海外において人海戦術でアクセス数を意図的に増やしているところもあります。
しかし、このような不自然なアクセス数の増加は逆にマイナスとなることが多く、結果的には順位を下げてしまうことにもなります。
検索のアルゴリズム上、そのような不自然なものでも問題ないということになれば『力業』で順位を決めることになってしまいますので、それが通用したのは随分昔の話しです。
このように、『インチキ』をしても良いことはありません。
長い目で見れば良い商品を提供し続け、ユーザーに喜ばれ、信頼を得続ける店舗が継続的に収益を上げ続けられるということを念頭に、インターネットショップ運営を行っていただきたいものです。