先日、ある方が『e-Gov(イーガブ)』を使ってある届出を行った際、いつもであればエラーで返ってくるはずのないものがエラーで返ってきたそうです。

社会保険

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

電子政府の総合窓口『e-Gov(イーガブ)』を使っている方への情報です。

ここ最近、e-Govのシステムが新しくなり、デスクトップ用のアプリケーションだけではなくセンター側のプログラムも一部改修されています。

e-Govの電子申請手続きが厳格に

冒頭の話、その方に聞いてみると以下のようなことがあったそうです。

社会保険に係る届出を”e-Gov(イーガブ)”で出す際、今までは事業所整理記号の欄にある3つの枠の内先頭の2つに事業所整理記号を入力していても問題なかったのだが、それが最近通らなくなった。

これはどういうことか?

元々、事業所整理記号の3つの欄は以下のような構成になっています。

都道府県コード / 郡市区コード / 事業所記号

この中で、納付書などにも表記されている『郡市区コード』と『事業所記号』が入力されていれば問題なかったのですが、少し前のシステム改修でこれが厳格化され、『都道府県コード』、『郡市区コード』、『事業所記号』のように、正確にすべてが入力されていないとエラーで即返戻ということになったのです。

これは従来、人が手間を掛けてチェックを行っていたものを自動化するための流れの一つのようで、先々は今以上に人の手間を掛けなくて済むよう、少しずつ改善していることが背景にあります。

今の段階で少々不親切とも思えるのは、その状態で署名して送信できてしまうことかもしれません。

ご参考までに。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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