『テレワーク』とは、情報通信技術を活用し、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことですが、最近ではこのような『テレワーク勤務』を導入する企業も増えており、厚生労働省や総務省も推進しています。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、自宅を就業場所とする『在宅勤務』、移動中や顧客先、カフェなどを就業場所とする『モバイルワーク』、所属するオフィス以外の他のオフィスなどを就業場所とする『サテライトオフィス勤務』、これらはすべて『テレワーク』となりますが、この『テレワーク勤務』において気をつけなければいけないことがあります。
テレワーク時のセキュリティ対策
あるセキュリティベンダーが『テレワーク』の際の『セキュリティ対策』に関して以下のようにまとめていました。
1.セキュリティ機能付きのUSBメモリや適切なクラウドサービスの利用
2.許可された私物端末へのセキュリティソフトの利用と最新状態の保持
3.OSやソフトウェアを適切に更新する(脆弱性の修正を適用する)
4.端末の盗難、紛失対策
5.第三者による画面ののぞき見対策
6.社内システムに安全にアクセスするためのVPNソフトの利用
7.安全なネットワークの選択と公衆Wi-Fi利用時のVPN利用
8.家庭内ネットワークの適切な保護
このような『テレワーク』時セキュリティポリシーは社内で必ず策定し、テレワーカーにはすべて遵守させる必要があります。
『テレワーク勤務』の導入は良いことではありますが、その影響で問題が起きてしまっては意味がありません。
例えば、『在宅勤務』のスタッフに対しては『家庭内ネットワークの保護』には『何を使って』、『どのように』保護しているかを申告させることなどは行った方が良いでしょう。
(リストにチェックを入れさせるだけでは少々甘い気がします。)