Apple(アップル)の『iOS』の最新版への更新率は非常に高いことで知られていますが、Google(グーグル)の『Android』はそれには到底及ばない更新率だとされています。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
先月リリースされた『iOS 13』は既に50%のiPhoneにインストールされていますが、同時期にリリースされた『Android 10』への更新率は不明で、約1年前の『Android 9』への更新率は10.4%とされています。
この両者の大きな差はどこにあるのでしょうか?
iOSとAndroidにある決定的な差
ご存知の通り、Apple(アップル)の場合はハードウェアである『iPhone』とソフトウェアの『iOS』の開発から製造などのプロセスをすべて同社で行っています。
しかし、Google(グーグル)の『Android』は基本的にそれとは違い、各メーカーのハードウェアにソフトウェアの『Android』を提供する形になっています。
このような場合、各メーカーは新しい『Android』が提供される都度カスタマイズを加え、かつ通信キャリアの仕様を調整された後にアップデート開始となります。
つまり、『Android』がアップデートされても各メーカー製のデバイス向けにそれがリリースされるには時間が掛かるというわけです。
この両者の違いは前述の通り、『iOS』は『iPhone』を含めてApple(アップル)が開発から製造などのプロセスをすべて行っているのに対し、『Android』の場合はデバイスの開発から製造などのプロセスが基本的に他社で行われていることにあります。
これが行き着く先は『安心』、『安全』、『安定』といったところになるのではないでしょうか。
ビジネスには非常に重要なファクターです。