住基カード(住民基本台帳カード)の有効期限は発行日から10年間ですが、住基カードの『電子証明書』の有効期限は電子証明書発行の日から3年間です。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
マイナンバーカードの登場により住基カード(住民基本台帳カード)の交付は平成27年12月で終了しているわけですが、有効期限が切れていない住基カードを所持している場合は継続して住基カードを使われている方も多いことでしょう。
しかし、日頃から電子申告などにて『電子証明書』を使われている方は注意が必要です。
住基カードの有効期限と電子証明書の有効期限は異なりますので、電子証明書の有効期限を忘れてしまっていると、いざという時に使用できないということになります。
住基カードからマイナンバーカードへの切替
電子証明書の有効期限が切れてしまった場合、住基カードの有効期限が切れていなくてもマイナンバーカードへの切替が必要になってきます。
また、マイナンバーカードは申請を行ってから交付までに約1ヶ月程度の時間を要します。
従って、住基カードの電子証明書の有効期限が切れる1ヶ月前にマイナンバーカードの申請をしていては間に合わない可能性が十分考えられますので、早めにマイナンバーカードの申請をしておく必要があります。
(ブランクができても、その間使用しないのであれば問題はありません。)
マイナンバーカードの交付申請から受け取りまで
1.マイナンバーカードの交付申請は、郵送による申請、パソコンによる申請、スマートフォンによる申請、対応しているまちなかの証明用写真機からの申請などがありますが、まずはいずれかの方法にて交付申請を行います。
2.1ヶ月ほどすると、市区町村からマイナンバーカードの交付準備ができた旨を知らせる通知書が届きます。
3.市区町村に出向き、マイナンバーカードにパスワードなどの設定を行い、それを受け取ります。
このような流れになるわけですが、住基カードからマイナンバーカードへの切り替わりは3の時点で切り替わることになり、それをもって住基カードは失効ということになります。
以上のようにはなりますが、早めに切替を行われることをお勧めします。