皆さん、こんにちは。

業務コンサルタントの高橋です。

ドキュメントファイル

システム開発を依頼する際、受託した会社が要件定義書であったり基本・詳細の

設計書などのドキュメントを残していないケースがあります。

これは非常に危険なシステム開発です。

何故ならば、そのシステムの改修や追加開発、トラブルが起きた際などの対応に

問題が起きます。

理由は簡単です。ドキュメント類がないということは、製作した担当者が退職して

しまった場合、別の担当者ではソースコードを追わないとわからないという、

非常に面倒なことに陥ってしまいます。

つまり、そのシステムを解析する時間分待たされるということです。

もっとひどいケースは、ドキュメントのみならずソースも残していないケースも

あったります。

本来のシステム開発は、どういう形であれドキュメント、ソース、実行プログラム

が3点セットで残されていなければなりません。

ですから、見積を提示された際、成果物として納品されるものに何が入って

いるのか?も一緒に確認をしていただくことは必須です。

そこに、実際の実行プログラムと仕様設計に係るドキュメント類が含まれて

いれば、とりあえず最低ラインクリアといったところです。

ソースに関しては著作権の問題がありますので、予めそれをどちらの著作物

とするかの取り決めがない場合は開発した会社側の著作権となりますので、

成果物としては提示されないことが多いです。

結論、自社内で誰が見てもわからないドキュメントであっても成果物に含めて

もらうことは非常に重要です。

開発会社の管理がずさんであっても自社には残ります。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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