Windows 10を搭載した製造後1~2年程度のPCであれば、減速は数ミリ秒にとどまり、ユーザーが気付くことはほとんどなさそうだ。
一方、2016年より前に製造されたPCの場合、もっと大幅に減速する。Windows 7、Windows 8を搭載したPCでは大部分のユーザーが、動作速度が遅くなったことに気付くだろう。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
冒頭のコメントは、先日公開になったCPUの脆弱性問題への対応プログラムによるWindowsパソコンへの動作速度に対する影響を、マイクロソフトがブログでコメントしたものです。
このプログラムの影響により、多くのパソコンの動作速度が低下することが予測されます。
パソコンの動作速度が急に低下する
パソコンの動作速度の低下をまだ感じていない方も多いかもしれません。
それは、私を含めてWindowsのアップデートプログラムがPCに配信されていないからでしょう。
既にリリースはされているものの、すべてのPCへ一斉に自動配信されているわけではなく、順次自動配信されていることからです。
マイクロソフトのコメントを見る限り、この更新プログラムが配信・インストールされた後、ユーザーが気付くほどの動作速度の低下の可能性があるようです。
すべてのPCではないとは思いますが、少なくとも、2016年より前に製造されたPCで、Windows 7、Windows 8を搭載したPCにおいては可能性が非常に高いと感じます。
一方、アップルのMacやiPhoneなどにおいても対策プログラムの影響が出ているともされていますが、私が使用しているMacやiPhoneにおいては『目に見えるほどの速度低下』は見受けられませんでした。
これらの速度低下に対する改善が後々行われるかはわかりませんが、当面は様子見するしかなさそうです。