皆さん、こんにちは。
業務コンサルタントの高橋です。
一時テレビのニュースなどでも取り上げられた、消費税納税のための借入、これは
何が理由で借入しなくてはいけなくなったのでしょうか?
これ、普通に考えていけば消費税納税のために借入せざるを得ないということは
起きないはずです。
何故そう言えるか?
売上に係る消費税は預っている消費税、仕入に係る消費税は立て替えている
消費税、この認識が薄いのではないでしょうか?
単純な書き方をしますと(実際とは異なります)、その預った消費税から立て替えた
消費税の差額が納める税金となります。
ということは、その差額分は使ってしまってはいけない資金となるはずです。
しかし、中小・零細企業はそういうわけにもいかない状態になってしまうことが
多い現実があります。
それに対応していくためにも、明確な資金計画は必要だということです。
そして、本来の要因は消費税ではないはずです(お得意先様からの不当な要求
をのまざるを得ないケース以外)。
本来の要因を明確にし、何を改善すべきかを把握するためにも、納税なども
含めたシミュレーションをしてみてください。