2020年2月11日(米国現地時間)、MZLA Technologies Corporationは電子メールクライアントソフトの『Thunderbird 68.5.0』を、Mozillaはブラウザソフトの『Firefox 73.0』をそれぞれリリースしました。
なお、『Thunderbird』に関しては先月、Mozilla Foundationから同完全子会社のMZLA Technologies Corporationに移管されました。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、お休み前の金曜日となる今日は軽めにリリース情報をお伝えします。
Thunderbird 68.5とFirefox 73.0
まずはメールクライアントの『Thunderbird 68.5』からです。
<Thunderbird 68.5>
(新機能)
・IMAP/SMTPの『Client Identity』拡張への対応
・POP3アカウントの『OAuth 2.0』認証をサポート
(修正と変更)
・アカウントのセットアップ中にステータス領域が空白になる件を修正
・カレンダーのデフォルトカテゴリの色を削除できなかった件を修正
・カレンダーコンポーネントが複数回読み込まれないように修正
・カレンダーの今日のウィンドウがセッション間の幅を保持しなかった件を修正
・その他セキュリティ修正
次にブラウザソフトの『Firefox 73』です。
<Firefox 73.0>
(新機能)
・デフォルトのズームレベル設定を実装
・Windowsのハイコントラストモードが有効の場合にFirefoxの背景画像を無効した
(修正と変更)
・オーディオを再生するときのオーディオ品質を改善
・ログインフォームのフィールドが変更された場合にのみ、ログインの保存を求めるプロンプトを表示するように修正
・WebRenderにおいて432.00より新しいドライバーと1920×1200より小さい画面サイズのNVIDIAグラフィックカードを実行するWindows 10ラップトップを含むように拡張
・その他セキュリティ修正
以上のようになります。
また、法人向けの延長サポート版『Firefox ESR』も『Firefox ESR 68.5』がリリースされています。