見積書を作成する上で、皆さんはどのような作り方をされていますでしょうか?

単純に必要項目を並べ、それを印刷してお客様にご提示していませんか?

計算

皆さん、こんにちは。

業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。

冒頭に書きました、『それを印刷してお客様にご提示していませんか?』は何ら普通の行為です。

しかし、本来やらなければいけないことはその前段階にあります。

採算計算シートの作成

見積書を作成する上で重要なのは、原価がいくらかかっていて粗利益がどれくらいあるのかまで見ることです。

これをちゃんと計算しながら見積書を作成しないと、その商売が採算的にあっているのかどうかがわかりません。

また、仕入先や外注先などに交渉すべきかどうかの判断もつかないはずです。

いまだに電卓をたたく人

これらの計算を行っているものの、計算はいまだに電卓をたたきながら行っている人も少なくありません。

この場合、電卓をたたき間違えたら当然計算結果は間違ったものになりますので、もう少しやり方を変えた方が良いです。

Excelで計算してしまう

何故ここで販売管理システムとかの話しをしないのか?

販売管理システムなどの場合、見積書を作成した段階で見られるものが合計での粗利益額になってしまうものが多いからです。

先に書きました通り、見積内容は明細レベルでチェックできるのが望ましいですので、明細項目に対して、見積額・原価・粗利益・利益率などが一目でわかるようなものの方がチェックしやすく、全体的なことを考えられます。

注:販売管理システムなどでもカスタマイズなどにてこれを行うことは当然可能です。

また、Excelであれば簡単な計算式で採算計算を行うシートが作成できてしまいますので、このフォーマットを1つ作成しておけば他の案件が発生しても項目や数字を埋めていけば良いだけになります。

是非一度お試しください。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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