あるウェブサイトを訪れた時、突然『ポップアップ』が出現したことはありませんか?
その『ポップアップ』、CDN(Content Delivery Network / コンテンツデリバリネットワーク)を悪用した『ウイルス』かもしれません。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
今朝、インターネットニュースで紹介されていた、あるアパレルのECサイトを訪れた際にセキュリティがアクセスをブロックし、脅威を削除しました。
これ、CDN(Content Delivery Network / コンテンツデリバリネットワーク)を悪用したウイルスです。
Cloudfront.net には要注意
さて、冒頭に書いたような『ポップアップ』が突然現れる現象についてですが、今回のものは『Amazon』の『CDN(Content Delivery Network / コンテンツデリバリネットワーク)』を悪用した『Cloudfront.net ポップアップ』であると思われます。
幸いにもセキュリティソフトがアクセスをブロックしてくれたため問題は起きませんでした。
この手のものの場合、広告を表示する『アドウェアウイルス』に感染している場合があります。
今朝セキュリティソフトがブロックしたものは残念ながら『トロイの木馬』でした。
このような場合、セキュリティソフトによってアクセスがブロックされたとは言え、やはり念のためにコンピュータの『ウイルススキャン』を実施しておくべきです。
(ブラウザのキャッシュ削除もお忘れなく。)
私も朝からすべてのドライブに対して『ウイルススキャン』を実施しました。
結果的にはアクセスがブロックされていたことでコンピュータへの感染はありませんでしたが、このような場合には念には念を入れておく必要があります。
今回私が訪問したウェブサイトに関してはカテゴリーレベルでしかお伝えできませんが、こういったケースはどこにでも存在すると言っても過言ではありません。
常日頃からセキュリティソフトを使って『Webアクセス保護』も行い、何らかの脅威がブロックや削除がされた場合には『コンピュータ』、『つながっているドライブ』などの『ウイルススキャン』を実施されることで安全を確保する意識が重要です。