昨年、2016年の9月、Googleが検索結果の順位判定要素として『HTTPS』に対応しているか否かを含めることを発表したことはご承知の通りですが、これは中小・零細企業、小規模事業者も例外ではありません。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
昨年、このブログにおいてもいくつか記事を書かせていただきましたが、昨年のGoogleの発表から、Webサイトの暗号化に関する動きが加速しています。
※ Webサイトの暗号化=http://www.example.com/ ⇒ https://www.example.com/
しかし、Webサイトを暗号化(HTTPS化)するとなると費用がかかること、直ぐにはすべてがそうなるわけではないと高を括っていることなど、未だ日本においては浸透度合いが薄い状態にあります。
HTTPS化に費用がかかる理由
Webサイトを暗号化(HTTPS化)することに費用がかかる理由として、2つの理由があります。
1.認証局が発行するSSL証明書の取得・設定に費用がかかる
2.HTTPS化に対応させるための改修に費用がかかる
これらは自社において完結できるのであれば抑えることはできますが、Webサイトの管理を外部委託されている場合においては相応の費用がかかります。
企業イメージを損なわないために
本来の理由は訪問者(閲覧者)であるユーザーを守ることが趣旨ですが、事業者として企業のイメージも重要です。
『あそこの会社はセキュリティに対する意識が低い!』などとマイナスのイメージをもてれることは先々のビジネスにおいても影響する可能性があります。
そして、まずは発想を変えてください。
ご自身がセキュリティ的に守られていないWebサイトに対して安心感がもてるかどうかです。
おそらく大半の方は『安心感がもてない』と回答するはずです。
となれば、訪問者(閲覧者)であるユーザーも同じ心理が働いているはずで、それに関連して、Webサイトが安全な状態に保たれていれば企業イメージもマイナスには作用しないことになります。
また、これらは中小・零細企業、小規模事業者も例外ではありません。
むしろ、中小・零細企業、小規模事業者の方がそれらに対する意識を高めていただく必要性が今はあります。