少し前に、『Windowsにおける潜在的バグ』という記事にて、お客様のBluetoothマウスが本体スリープからの回復時にマウスだけ回復しなかった事例をお伝えしました。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
先日お伝えした記事では、BIOSの『Deep Sleep Mode(Block Sleep)』をOFFにしてあげることで現象が回避される可能性があることをお伝えしましたが、それでもダメな場合は以下のような方法もあります。
Bluetoothデバイスドライバの省電力設定を無効化
まず1つ目として、Bluetoothデバイスドライバの省電力設定を無効にすることで回避できるかもしれません。
以下、変更手順です。
1.スタートボタンを右クリックし、デバイスマネージャを開く
2.該当のBluetoothマウスデバイスドライバを右クリックし、プロパティを開く
3.電源の管理タブを開く
4.『電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする』のチェックを外し、OKをクリックする
これは、デバイスが省電力状態に入った後復旧まで時間を要したり、PC・デバイスの再起動が必要になることを回避するとされています。
Bluetoothデバイスのワイヤレスネットワーク接続を無効化
もう1つ、Bluetoothデバイスによるネットワーク接続を無効にすることで効果が得られることもあります。
以下、変更手順です。
1.スタートボタンを右クリックし、ネットワークと共有センターを開く
(スタートボタンを右クリックし、ネットワーク接続を開く)
2.アダプターの設定の変更をクリック
(アダプターのオプションを変更するをクリック)
3.Bluetoothネットワーク接続を右クリックし、無効にするをクリック
これは、デバイス間のペアリング通信を無効にするということではなく、不要な機能を無効にすることによってペアリング通信が安定する可能性があるとされています。
※ これらに関しては、PCメーカーがMicrosoftコミュニティなども参考にしながら得た回答です。
Bluetoothマウスが不安定な場合は一度試してみてください。