2日前の『NASのファームウェア破損対応』という記事で『NAS(Network Attached Storage / ネットワーク対応HDD)』に関して触れましたが、この『NAS』を推奨する人とそうでない人がいます。

NASは有りか無しか?

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

一昨日『NASのファームウェア破損対応』の記事で『ハードディスクエラーの場合は少々手間が増える』と書きましたが、今日はそれを少し補足します。

NASを推奨しない人の理由はコレ

サーバーを設置するよりも手軽に使える『NAS』ではありますが、中にはそれを推奨しない人もいます。

『NAS』として販売されているものの多くは『Windows』のフォーマットとは異なる『Linux』のフォーマットになっており、それにプラスして『暗号化』されているものもあるためハードディスクがエラーとなってデータが読み書きできなくなってしまった場合の復旧費用が結構高額になります。

これは一昨日の『NASのファームウェア破損対応』の記事の中で書いた『ハードディスクエラーの場合は少々手間が増える』という部分には含まれていない話です。

『NASのHDDが破損したのでHDDを交換し、バックアップから戻して復旧完了。』

これで終われるケースにとっては『少々手間が増える』ということです。

そもそも『NAS』を使うにしても、バックアップすら行われていない状態で『それがすべて』となってしまっている場合は非常に危険です。

これはどのような環境構築を行っても同じことが言えますので、必ず元通りにデータが復旧可能な環境構築を行うことの方が重要な問題であると言えます。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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