4月18日、自民党の萩生田幹事長代行がインターネットの番組で『日銀の6月の企業短期経済観測調査(短観)で景況感が悪ければ3度目の延期もあり得る』考えを示唆したようですが、10月に予定されている消費税率10%への引き上げは実際のところどうなるのでしょうか?

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、冒頭に書いた『消費税増税』の三度延期に関する件、消費者の視点で考えれば大方は延期して欲しいところでしょう。
しかし、国の財政を考えるとそうもいかない部分もあります。
この問題、どちらに傾くと思いますか?
消費税増税は予定通り実施か三度延期か
随分前から10月の消費税増税に関しては『本当に実施されるのか?』と疑問に思っていたところがありました。
何故か?
今、実際に景気は良くないはずです。
そして、今後はさらにマイナス方向へ進むのではないでしょうか。
日本商工会議所の三村会頭は『中小企業の消費税引き上げに向けた準備に問題が出てくる』と苦言を呈したようですが、個人的にはそうは思いません。
前提として、10月に消費増税が実施されても問題が起きないように準備をしておけば良いだけです。
せっかく準備したものがさらなる法改正で無駄になってしまうのであれば別ですが、そういう話しではなく、実施時期をさらに延期とするかどうかの話しですから問題ないはずです。
業務系のシステムの面から考えても、実施時期を変更可能な作りにしていれば問題のない話しです。
前述の繰り返しにはなりますが、2019年10月1日から消費税増税が実施されたとしても問題が起きないように準備だけはしておき、後は静観するということで良いのではないでしょうか。
くれぐれも準備不足にならないようお気を付けください。