昨年の9月、『Windows 7延長サポートの続』という記事にて『Windows 7 Extended Security Updates(ESU)』に関して触れましたが、それが新たな展開を見せています。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
米国現地時間の10月1日、Microsoft(マイクロソフト)が『Windows 7 Extended Security Updates(ESU)』に関する新しい発表を行いました。
Windows 7が中小企業でも延長可能に
Microsoftのニュース記事では以下のことが掲載されています。
Announcing Paid Windows 7 Extended Security Updates
・・・<前段省略>・・・
Starting on December 1, 2019, businesses of any size with Windows 7 Professional or Windows 7 Enterprise will be able to purchase ESU through the Cloud Solution Provider (CSP) program. The Windows 7 ESU will be sold on a per-device basis and the price will increase each year. Solidify your role as a trusted advisor as you work with your customers to ensure they get the security they need while they make their way to Windows 10.
『Windows 7 ProfessionalまたはWindows 7 Enterpriseを使用するあらゆる規模の企業』に対してとされています。
以前の発表では『ボリュームライセンス契約のWindows 7 ProfessionalまたはWindows 7 Enterprise』という条件がありましたが、その『ボリュームライセンス契約』ユーザーに限定された縛りを無くしたのでしょう。
ボリュームライセンス契約となると基本的には大企業向けになりますから、以前のままでは中小企業は救われないことになります。
それだけ『Windows 10』への移行が追いついていないのかもしれませんね。
ただし、1年ごとに料金は高くなり、デバイスごとにチャージが掛かりますから、早い段階で『Windows 10』へ移行したいものです。