RPA(Robotic Process Automation / ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、定義付けされたルールに従ってホワイトカラー業務の単純な間接業務を自動化する技術のことです。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
ここ最近、『RPA』という言葉をよく耳にするようになってきてはいませんか?
では、その『RPA』とはいったいどのようなものなのでしょうか?
間接業務を自動化するRPA
RPAとは『Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)』の略で、広義的には『定義されたルールに従って処理をする』といった感じになります。
例えば、販売管理業務における請求書発行や経理業務における仕訳データの作成などを自動化することができます。
通常、請求書を発行するには『人』が販売管理システム上の請求書作成機能を使い印刷指示などを行いますが、この『人』が行っている一連の流れを代わりに行ってくれるものとなります。
これは経理業務における仕訳データ作成も同じことです。
つまり、パターン化可能なルーチンワークであれば自動化できてしまうということになります。
このようなルーチンワークを自動化することにより、日々残業に追われていたスタッフはその為の残業をしなくて良くなり、企業側として見れば生産性が向上することによって人件費を抑えることができます。
また、定義されたパターンをひたすら行ってくれるものになりますので、人為的なミスも軽減できることになります。
ただし、これも全く『人』がノータッチで良いわけではありません。
自動化したいものを『人』が『定義』してあげる必要はあります。
余談ではありますが、『人』に代わって『RPA』にて行えるものに関しては将来『人』が『職』を失う可能性もあると言えます。