先週末の2018年12月7日(米国時間2018年12月6日)、WordPressのメジャーバージョンアップ版である『WordPress 5.0 “ベボ”』がリリースされました。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
1週間投稿をお休みしてしまいましたので久しぶりの投稿です。
さて、2017年12月にリリースされた『WordPress 4.9』から1年ぶりにメジャーバージョンアップが行われ、『WordPress 5.0″ベボ”』がリリースされました。
今日はそれについてお伝えします。
WordPress 5.0″ベボ”でエディタが刷新
今回のメジャーバージョンアップで一番大きな変更は『エディタ』が刷新されたことでしょう。
昨今においてはブロックと呼ばれる要素を組み合わせて構成する方法が主流になりつつあるようで、WordPress 5.0においてもそのエディタが導入されました。
活版印刷技術の発明者『ヨハネス・グーテンベルク』にちなみ、『Gutenberg(グーテンベルク)』と名付けられたようです。
この方式のエディタ、『WordPress 4.9.8』の時にプラグインとしてリリースされており、その段階からテスト的に使えるようにはなっていましたが、今回のメジャーリリースで正式に本体のエディタとして採用されたようです。
しかし、インターネット上での評判を見ているとこれは賛否両論で、新たなエディタが使えるようになったことを歓迎している声もあれば、慣れないエディタに変わってしまったために使いづらいという声もあります。
私も現時点においては後者の意見を持つ者の一人で、WordPress 5.0 RC版の時に少しだけ試してみたのですが、従来のエディタの方が使いやすいというイメージしかありませんでした。
しかし、慣れれば便利なエディタとなってくるのでしょう。
また、新しいエディタ『Gutenberg(グーテンベルク)』がどうしても使いづらい(効率が悪い)という方は『Classic Editor』というプラグインが用意されていますので、それをインストールすれば従来のエディタが使えるようになります。
この『Classic Editor』は2021年までサポートされるようですので、当面の間はこのプラグインを使って従来通りの投稿が行えるようにはなります。
可能であれば、正式な環境にはこの『Classic Editor』プラグインを入れて記事編集などを行い、別の環境を1つ構築し、そこでは新しい『Gutenberg(グーテンベルク)』を使って作業をしてみると良いかもしれません。
参考までに、『WordPress 5.0″ベボ”』の動画を載せておきます。