先週末の2019年2月22日(米国時間2019年2月21日)、WordPressのメジャーバージョンアップ版である『WordPress 5.1 “ベティ”』がリリースされました。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、昨年末にリリースされた『WordPress 5.0”ベボ”』から約2ヶ月、メジャーバージョンアップ版の『WordPress 5.1″ベティ”』がリリースされましたので、今日はそれについてお伝えします。
WordPress 5.1″ベティ”の新機能
今回リリースされた『WordPress 5.1”ベティ”』のキーワードは『洗練』です。
つまり、より高速で安全なWordPressへの下地作りということです。
<サイトヘルス>
今回のリリースにおいて、安全性と高速化の観点からWordPress初の『サイトヘルス』という機能が導入されました。
ご存知方も多いかと思いますが、WordPressを動かしているベース部分にはログラミング言語である『PHP』があり、それが古い場合にはセキュリティ的にも、パフォーマンスにも影響します。
そのため、新しいプラグインのインストール時にプラグインがサイトと互換性のないPHP バージョンを必須としていないかの確認を行うというものになっており、該当する場合にはプラグインのインストールを防ぐようになっています。
<エディターの改善>
もう1つは、『WordPress 5.0 ”ベボ”』から導入された『ブロックエディター』のパフォーマンス改善です。
今回のリリースでは、エディター内での安定したパフォーマンス向上が実現できたとされており、エディターの起動、タイピングがスムースになっているようです。
(個人的には旧式のエディターの方が使い勝手が良いため、プラグインを使って旧式のエディターを使い続けています。)
これらの改善は段階的に行われていくようで、特に『PHP』に関しては4月あたりに最低要件が『PHP 5.6以上』となるようです。