銀行系や行政のオンラインサービスは未だIE(Internet Explorer)での使用に限り動作を保証するものが多いですが、これは今の時代に合わないことではないでしょうか?

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
先週、大阪市議会の『IT技術者議員』さんが意見書を提出し、大阪市議会はそれを全会一致で可決したそうです。
それは、Microsoft(マイクロソフト)のブラウザ『IE(Internet Explorer)』を前提としたオンラインサービスをやめるよう国に求める意見書だったそうです。
IE への依存から早急に脱却すべき
昨今、ブラウザに『IE(Internet Explorer)』を使用するユーザーは非常に少なくなっています。
また、最新のIE11以外(IE10やIE9以前のバージョン)はサポートが終了していることからセキュリティ上危険とされてもいます。
しかし、銀行系や行政のオンラインサービスを中心に、未だIE(Internet Explorer)での使用に限定した動作保証を行うサービスは多く存在します。
そんな状況を認識しているのかいないのか、オンラインサービスサイトをリニューアルした後もIE(Internet Explorer)に限定した動作保証のサービスも多々あります。
『見直しは行わないのか?』と、思ったりしませんか?
正直なところ、どのブラウザも動作保証を行うとしてしまった場合にはメンテナンスの観点からすると大変だと思う気持ちは理解できなくはありません。
であれば現状の利用状況も把握し直し、もう少し間口を広げても良いのではないでしょうか。
もしMicrosoft(マイクロソフト)ありきで進めようとするならば、『Edge』ともう1つ他社のブラウザくらいは使用可能にした方が利便性が上がるように思います。