パブリックDNSはルータを変更

以前、『高速なパブリックDNSサービス』という記事にて、”CloudflareとAPNICがタッグを組み、新しい高速なパブリックDNSサービス『1.1.1.1』が開始された”ことを書きました。

高速

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

さて、最近では利用者も増えてきている『パブリックDNS』ですが、この利用(設定)方法、使用している端末側のDNSを手動設定する方法を優先的に書かれていることが多いようですが、実際にはルータの設定を変更してしまった方が効果的です。

(※ 前提として、回線業者提供のレンタルルータによっては変更できない状態になってしまっているものもありますので変更可能な場合に限られます。)

パブリックDNSはルータを変更する

設定方法は簡単です。

ルータの管理画面にログインし、DNS(ネームサーバ)に関する項目を見つけてください。

そこは通常『自動取得(サーバから割り当てられたアドレスを使用する)』設定になっていると思いますが、それを手動設定に変更してしまうだけです。

(※ 社内的に変更して良いかは確認する必要があります。)

『IPv4』と『IPv6』の両方が変更可能なのであれば両方とも変更してしまって問題ありません。

『IPv4』しかなければ『IPv4』のみで大丈夫です。

この部分の『プライマリDNS』と『セカンダリDNS』に各社が提供しているパブリックDNSの『IPアドレス』を入れてあげればOKです。

(Windows PCなどの端末側への手動設定と同じです。)

その際、Windows PCなどの端末側のDNS設定も手動設定したものを残した方が効果的な場合がありますので、気にならないのであればそのまま残しておくことがお勧めです。

たったこれだけで結果的には回線速度の向上がかなり期待できます。

ただし、回線業者の地域網における回線速度は低下する可能性があります。

しかし、これは低下しても問題ありません。

低下したとしてもインターネットの回線速度より地域網の回線速度の方が遅くなることはなく、実際に重要なのは地域網の先のインターネット回線速度です。

インターネットの回線速度が気になる方、一度試してみてください。

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