現在、QRコードを使った『〇〇Pay』という決済サービスが非常に多く出回っていますが、それは本当に日本の市場にマッチしているのでしょうか?

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
先日、あるメディア記事を読んで同感できるものがありましたのでご紹介します。
QRコード決済だけでは普及しない
あるメディアに書かれていた内容として、以下のようなものがありました。
H氏:日本ではQRコード決済自体全然普及していない。LINE Payは300億円を使ったキャンペーンをしている間だけはお客さんがいるが、終わったら使われない。PayPayも100億円を何回かやったが、使われない。
N氏:僕が社長なら2つともすぐにやめる。やはりQRコード決済は不便だし、ビジネスモデルがない。もっと言えば、アップルのApple Cardはクレジットカードのインフラの上にあるが、全く新しい、まさに“スーパーアプリ”だ。アップルのアカウントにすべて引き継いで、明細や支払いのスケジュールなどもアプリ上で管理できる。
これは全く同感です。
私自身もデバイスに『〇〇Pay』のアプリだけは複数入れてみましたが、それは単なる話のネタとして入れただけで一切使用していません。
そのデバイスで使用するとすれば『クレジットカード』と『Suica』くらいです。
H氏のコメントにある『全然普及していない』という部分に関しては『日本人は現金好き』という国民性もあるのかもしれません。
しかし、貰えるものは欲しいという欲はあるでしょうから『キャンペーン期間だけ使う』といったことになるのでしょう。
そして、N氏のコメントにある『スーパーアプリ』ともなれば相応に普及してくるとも思えます。
街中では『〇〇Pay使えます!』的なものをよく見かけますが、いつまで継続できるかはあやしいものです。
(インバウンド向けとしては有効的なものかと思います。)