Microsoft(マイクロソフト)は4月10日(米国時間)、4月の月例セキュリティ更新プログラムを公開しました。
このセキュリティ更新プログラムには、深刻度が4段階で最も高い『Critical(緊急)』の脆弱性に対処したものが含まれています。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
日本時間の昨日、Microsoft(マイクロソフト)が公開した2018年4月のセキュリティ更新プログラムを受け、注意喚起が出ていますので、今日はその情報です。
2018年4月のマイクロソフトセキュリティ更新
2018年4月のセキュリティ更新プログラムの中には、深刻度が『Critical(緊急)』のセキュリティ更新プログラムが含まれており、脆弱性が悪用された場合、リモートからの攻撃によって任意のコードが実行されるなどの恐れがあるものへの対応も含まれているため、Microsoft Update、もしくはWindows Updateなどにて早急にセキュリティ更新プログラムを適用することが望ましいとされています。
今回のセキュリティ更新プログラムの中で、深刻度『緊急』となっているものは以下の通りです。
・Adobe Flashのセキュリティ更新プログラム
・IE(Internet Explorer)のメモリ破損の脆弱性
・Chakraスクリプトエンジンのメモリ破損の脆弱性
・スクリプトエンジンの情報漏えいの脆弱性
・スクリプトエンジンのメモリ破損の脆弱性
・Windows VBScriptエンジンのリモートでコードが実行される脆弱性
・Microsoft Graphicsのリモートでコードが実行される脆弱性
・Microsoftブラウザーのメモリ破損の脆弱性
など
また、4月のセキュリティリリースは、全体的に以下のソフトウェアに対するセキュリティ更新プログラムが含まれています。
・IE(Internet Explorer)
・Microsoft Edge
・Microsoft Windows
・Microsoft Office、Microsoft Office Services および Web Apps
・ChakraCore
・Adobe Flash Player
・Microsoft Malware Protection Engine
・Microsoft Visual Studio
・Microsoft Azure IoT SDK
ここ数日の間にWindowsなどが更新された形跡がなければ、手動でWindows Updateなどを行うことをお勧めします。