先月リリースされたWindows10の最新バージョン『Fall Creators Update(Ver.1709)』ですが、CBB(Current Branch for Business)であってもCB(Current Branch)と同じようなタイミングでアップデートされてしまう可能性があります。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
以前の記事にて、『Fall Creators Updateへのアップデートは様子見した方が良い』ということをお話ししたかと思いますが、これ、アップデートのブランチをCBB(Current Branch for Business)にしていても4ヶ月アップデートが後ろにずれることが考慮されないこともあります。
では、何故そうなるのか?
CBBでも4ヶ月遅延しない理由
これ、マイクロソフトサポートに質問しても正確な答えは得られませんでした。
ただし、『Windowsの設定⇒Windows Update⇒詳細オプション⇒更新プログラムをいつインストールするか選択⇒CBB』がうまく機能していない可能性があります。
この場合、グループポリシーエディターにて、『コンピューターの構成⇒管理用テンプレート⇒Windowsコンポーネント⇒Windows Update⇒Windows Update for Business⇒プレビュービルドや機能更新プログラムをいつ受信するか』にて、準備レベルを『CBB』にしてみると良いです。
ここで設定した場合、レジストリエディター内にも正しく記述されますので、うまく機能していない場合は次回に備えてグループポリシーエディターを編集した方が良いかもしれません。