正月明け早々に発表された『CPUの脆弱性問題』に関して不具合が確認されています。
これに対して米Intel(インテル)は、パッチの導入中止を呼び掛けています。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
この1月、結構Intel(インテル)のCPU脆弱性問題で翻弄されています。
各メーカーを通じてリリースされている脆弱性対応パッチの導入中止を、メーカーやユーザーに呼び掛けているのです。
CPU脆弱性対応パッチの導入は一時中止を
『Meltdown(メルトダウン)』と『Spectre(スペクター)』のCPU脆弱性問題を受けて、1月上旬にメーカーなどを通じて順次修正パッチがリリースされていますが、今度はこのパッチが原因でリブート(再起動)が増える不具合が報告されています。
この不具合を受けて、Intelは脆弱性対応パッチの導入を中止するよう、メーカーやエンドユーザーに呼び掛けています。
一般消費者の大半はCPUの脆弱性問題を把握していないことの方が多いでしょうが、事業者の場合はある程度把握し、脆弱性対応パッチの適用を行ってしまったところもあるでしょう。
何ともし難い話しですが、まだ脆弱性対応パッチの適用を行っていない事業者の方々、暫くの間はパッチの適用をせず、新しい情報入手に備えることの方が無難と思われます。
※ 今回の脆弱性対応パッチは、PCメーカーなどを通じて配布される『ファームウェア』のことを意味しています。