Microsoft(マイクロソフト)は2月11日(米国時間)、2020年2月の月例セキュリティ更新プログラムを公開しました。
このセキュリティ更新プログラムには深刻度が『緊急』のものが含まれていますので、早急なアップデートが望まれます。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、今日はMicrosoft(マイクロソフト)からリリースされている月例パッチ(セキュリティ更新プログラム)に関してお伝えします。
(例によって深刻度『緊急』のものが含まれています。)
2020年2月のセキュリティ更新プログラム
前述の通り、今回の月例パッチ(セキュリティ更新プログラム)にも深刻度が『緊急』のものが含まれています。
脆弱性を悪用された場合、リモートからの攻撃により任意のコードが実行されるなどの危険性がありますので、早急なアップデートが望まれます。
以下が今回のアップデート対象製品です。
・Microsoft Windows
・Microsoft Edge (EdgeHTML ベース)
・Microsoft Edge (Chromium ベース)
・ChakraCore
・Internet Explorer
・Microsoft Exchange Server
・Microsoft SQL Server
・Microsoft Office、Microsoft Office Services および Web Apps
・Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
・Windows Surface Hub
また、深刻度が『緊急』のものには以下のものがあります。
・Windows のリモートでコードが実行される脆弱性
・スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性
・リモート デスクトップ クライアントのリモートでコードが実行される脆弱性
・LNK のリモートでコードが実行される脆弱性
・メディア ファンデーションのメモリ破損の脆弱性
以上となります。
また、今回のセキュリティ更新には2020年1月17日 (米国時間) に公開されたIE(Internet Explorer)の脆弱性修正が含まれています。既に悪用が確認されている脆弱性であるため、セキュリティ更新プログラムの早めの適用がお勧めです。