先日、お問い合わせフォームの項目数にてお問い合わせフォームに関することを少し触れさせていただきましたが、今回はそれの続編です。

お問い合わせ

皆さん、こんにちは。

業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。

先日掲載した記事の中ではむやみに個人情報を取得しようとしないことなどを書かせていただきましたが、今回はその他の注意点に関して触れてみたいと思います。

キャンセルボタンは設置しない方が良い?

お問い合わせフォームの最後に、送信(送信確認)ボタンの横にキャンセルボタンを設置しているところをよく見かけます。

これ、本筋から言えば親切なように見えると思うのですが、実はこのキャンセルボタンがお問い合わせ件数を減少させている可能性があります。

では、何故キャンセルボタンがお問い合わせ件数を減少させるのか?

それは、キャンセルボタンが設置されていることによってユーザーとしては『送信を止める』心理が働くことがあるからです。

必ずその心理が働くわけではありませんのでこの限りではないですが、一度テストしてみるのも良いと思います。

内容確認画面は不要?

キャンセルボタンに加えてもう1つ同じようなことが言えるものがあります。

それは内容確認画面です。

これも本筋から言えば親切なように見えると思いますが、実際はお問い合わせを止めてしまう可能性を秘めたものです。

キャンセルボタンのユーザー心理と同様、確認画面が表示されることによって『送信をためらう』心理が働く可能性があります。

当然、内容確認の段階では未だ送信されていないわけですから、その段階でお問い合わせを止めてしまうことができるわけです。

ちょっとした親切マーク

その他、ちょっとした気づかいが功を奏す場合もあります。

いろいろなウェブサイトのお問い合わせフォームを見てみると、必須項目には必ず何らかのマークが記されていますが任意項目には何も記されていないことが多いです。

これ、ユーザーとしては必須か否かの認識はあまりないケースもありますので、必須か任意かを明確にマークにて記してあげることは結構効果があったりします。

お問い合わせフォームに関してはこんなところではありますが、書かせていただいている記事はあくまでもお問い合わせフォームにおけるお話しですから、そもそもお問い合わせフォームにまで導けていないのであれば別の問題がありますのでご注意を。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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