1人で事業を行っている会社の社長が顧客からよく言われることとして、『簡単なことを少しやるだけでしょ!』ということを意味したひどい言葉を言うことがあります。

料金表

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

お盆明け第一弾、少々嫌なことを書きます。

顧客は、時として非常にひどいことを言うことがあります。

『ちょちょっとやっとくだけでしょ!』といった、非常に自分方向な言葉を使い、無償で作業をやらせようとすることです。

では、何故このような言葉を浴びせられることになるのでしょうか?

料金規定がないことがひどい言葉を呼ぶ

まず1つ言えるのは、それを言われてしまう事業者のところには明確な料金表が存在しないことが多いです。

料金表が存在せず、『いつも、概ね〇〇円くらいの金額をもらっているから。。。』といった具合で、きっちりとした仕組みが出来上がっていないのです。

その仕組みが出来上がっていないことが不幸を招いてしまっています。

1人会社であることが見えてしまっている

もう1つ、社長1人で行っている会社であることを顧客に逆手に取られてしまっているということもあります。

この場合、料金表があったとしても顧客は違う見方をします。

『自分が社長なのだから料金は自身の算段で何とでもなるでしょ!』という見方です。

確かに何とでもなることは事実ですが、これでは商売になりません。

と言うより、このようなやりとりになってしまう顧客は本来避けるべき対象です。

このような顧客と継続的に取引をした場合、ある程度の期間が過ぎれば顧客は委託先を変えてしまいます。

つまり、顧客に都合良く使われ、賞味期限切れになったところで終了となってしまうのです。

こういったことにならないよう、明確な料金規定を設け、相手のゾーンで仕事をしないといったことを少し考えてみると良いかもしれません。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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