全銀協(全国銀行協会)は、2018年10月9日から24時間、年中無休で振込可能な新システムを稼働させました。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
昨日、全銀協(全国銀行協会)が新しいシステムを稼働させ、24時間365日対応となりました。
今日はそれに関してお伝えします。
24時間365日即時振込が開始される
従来のシステムは平日午前8時半から午後3時半の間の稼働で、平日の午後3時以降、土日休日の振込は翌営業日に持ち越しというものでしたが、昨日稼働が開始された新システムでは、24時間365日、年中無休で即時振込が可能となります。
この新システムには、全銀協のシステムに接続する銀行の70%を超える105の銀行が参加し、順次拡大される予定となっています。
これにより、深夜の時間帯や休日における決済も可能となるため、利便性の向上につながることが予想されます。
条件として、送金元と振込先の双方が新システムに対応している必要があり、三菱UFJ銀行などの64行は24時間365日対応でスタートするとのことで、都銀系ではみずほ銀行が自行のシステム移行が完了次第、全銀協の新システムに参加するとされています。
また、他の銀行においても土日を含めた午後9時までは即時振込を可能とするなど、対応の拡大も行われるようです。
三菱UFJ銀行など一部の銀行においては少し前から本支店の口座間における24時間365日即時振込は可能としているところもあり、今回の全銀協新システム稼働により、他行振込に関しても24時間365日即時振込への対応が整備された形となっています。
これで急な振込処理にも対応ができるようになります。