2019年10月22日(米国現地時間)、Googleのブラウザ『Google Chrome』、Mozillaのブラウザ『Firefox』、Mozillaのメールクライアントソフト『Thunderbird』がアップデートされました。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
今日は冒頭に書いた通り、『Google Chrome』、『Firefox』、『Thunderbird』がそれぞれアップデートされていますのでその情報をお伝えします。
Chrome Firefox Thunderbird がアプデ
<Google Chrome 78>
まずは『Google Chrome』です。
『Google Chrome』は『Chrome 77』から『Chrome 78』にアップデートされました。
今回のリリースでは、
・Native File System API、SMS Receiver APIといったAPIの追加
・その他の機能強化
・37件のセキュリティ修正
・XSS(クロスサイトスクリプティング)対策としてXSS Auditorの削除
が行われているようです。
<Firefox 70 & Firefox ESR 68.2>
『Firefox』は、『Firefox 70』と法人向け延長サポート版の『Firefox ESR 68.2』がリリースされています。
『Firefox 70』では、
・FacebookなどのSNSに対するトラッキング防止機能
・パスワード管理『Lockwise』でのパスワード生成機能
・アドレスバーでの安全でないサイト(ページ)に対するアイコン表示の変更
・OS側のダークモード設定に沿った反映
・13件の脆弱性修正
・ロゴマークの刷新
・Firefox Quantum ⇒ Firefox Browser
などが行われております。
また、ESR版の『Firefox ESR 68.2』はセキュリティ修正が主となっており、『Firefox ESR 60系』から自動更新(アップデート)されるようにもなっています。
(この関係でFirefoxを可としている銀行の対応ブラウザも更新されているようです。)
<Thunderbird 68.2>
最後に『Thunderbird 68.2』のリリースに関してです。
今回、『Firefox ESR 68.2』が『Firefox ESR 60系』自動更新(アップデート)されるようになったように、『Thunderbird 68.2』においても『Thunderbird 60系』からの自動更新(アップデート)に対応するようになりました。
それ以外では、
・Message Display WebExtension API、Message Search WebExtension APIといったAPIの追加
・ダークテーマ使用時の未読メッセージに対する改善
・メーリングリスト編集時の問題の修正
・macOSでのアドレス帳と通知の統合が機能しない問題の修正
・再起動後のアプリケーションウィンドウサイズの維持の問題の修正
などが行われています。