iPhoneやiPadのiOSデバイスにおいてモバイルデータ通信を使っている場合、目に見えないところでパケット(データ)通信が消費されていることをご存知でしょうか?

皆さん、こんにちは。
業務改善を行う業務コンサルタント、高橋です。
iPhoneやiPadでは結構『Wi-Fi(無線LAN)』で通信するようにしているのに、何故かデータ通信が多く消費したことになっている。
しかし、それにも当然理由があります。
では、何故そのようなことになってしまうのか?
iOSでパケットを消費するものとは
iOSで大きく通信量に影響してしまうものとして、『位置情報サービス』があります。
(設定⇒プライバシー⇒位置情報サービス)
これを『オン』の状態にして使用している場合に『パケット(データ)通信量』が増えます。
中でも、『システムサービス』の中にあるすべての項目が『オン』になっている場合には結構なパケット(データ)通信量となります。
(位置情報サービスの中にある『システムサービス』をタップすると『HomeKit』、『iPhoneを探す』、『Wi-Fiネットワーク』など複数の項目が出てきます。)
基本的には位置情報サービスを使わないのであれば位置情報サービスを『オフ』にしてしまえば良いのですが、有事の際などに備えてそれをオンにしている場合、まずは必要最低限のものだけを『オン』にし、使わないものに関しては『オフ』にしておくことがお勧めです。
これは各アプリケーションごとの位置情報の許可設定に関しても同じです。
例えば、『AppStore』に関しては『許可しない』とか、『iPhoneを探す』を『使用中のみ』とするとかです。
これらのものを判断する材料としては、『モバイル通信』の中にある各アプリケーション別のデータ通信量を確認し、多いものに対して使い方を検討すると良いです。
(設定⇒モバイル通信)
判断しづらい場合は、一度『統計情報のリセット』を行い、1ヶ月程度計測してみると良いです。
また、『位置情報サービス』の『オン・オフ』に限らず、どうしてもアプリケーションがパケット(データ)通信を消費してしまうものもあります。
アプリケーションを起動していなくてもです。
その場合、『Wi-Fi(無線LAN)』でしか使用しないものであれば『モバイル通信』の設定で『オフ』にすることを検討してみても良いでしょう。