まだ先月リリースされたばかりの『iOS 12』ですが、このリリースと同時に登場した『ショートカット』というアプリケーションがあります。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
iOS 12と同時にリリースされた『ショートカット』というアプリ、複雑な操作をボタン1つで実行できるようになるという便利なアプリです。
今日はそれをご紹介します。
iOS12から登場したショートカットアプリ
この『ショートカット』というアプリは、iOS 12が使えるデバイスであればApp Storeからインストールすることで使えます。
これをインストール後に起動すると、ショートカットを作成していくことになりますが、1つはライブラリにてカスタマイズ、1つはギャラリーからテンプレートのようなものを選択して作成していくことになります。
ライブラリを選択した場合、
・Web(RSSの取得やGiphyの検索、URL指定)
・カレンダー(イベントの追加・取得やリマインダーの追加・取得)
・スクリプティング(入力の要求、メニューの選択など)
・テキスト(テキストを次のアクションに渡す)
・ヘルスケア(ヘルスケアアプリへのデータインポートやワークアウトの追加)
・マップ(現在地の取得や近くの店舗・企業の検索など)
・ミュージック(曲の取得やプレイリストの取得、音楽検索)
・共有(クリップボードの取得やメッセージ送信)
・写真とビデオ(写真・ビデオの取得やスクリーンショットの取得、オーディオ録音など)
・書類(Evernoteからノートを取得)
・連絡先(電話番号やメールアドレスを次のアクションに渡す)
といったものを組み合わせてショートカットが作成できるようになっています。
また、ギャラリーを選択した場合、
・ショートカットを他のAppで実行
・必須のショートカット(自宅への経路、ファイルのダウンロード、次のイベントまでの経路、位置情報を共有など)
・朝の日課(何時までに自宅を出る必要があるか?、勤務先到着時のリマインダーなど)
・クイックショートカット(スピードダイヤル、位置情報を共有など)
・その他、カレンダーに記入など
といったテンプレート的なものが用意されています。
また、これらを『Siri』に追加しておくことで、音声で実行できるようにもなります。
使いこなせば便利なツールかと思いますので、一度使ってみると良いでしょう。
ご参考までに。