Windows10には、常に最新の機能が提供されるサービシングモデルであるCB(Current Branch)と、少し遅れて新機能が配信される、ビジネス向けのCBB(Current Branch for Business)というものがあります。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
プライベートでWindows10を使っている場合であればまだ良いのですが、ビジネスでWindows10を使っている場合においては業務系ソフトなどとの互換性テストも行わないままWindowsが勝手にアップデートされてしまうのは少々困りものです。
そんな時は、Windows10のアップデート機能を少し遅らせてあげることで対処することが可能です。
Windows10における機能更新の延期
前述のようなことから、Windows10のアップデートを通常より少し遅らせておきたいということがあります。
その場合、以下の設定を行うことで4ヶ月ほど、アップデートを遅らせることができます。
◎ Windows Updateの詳細オプションにて『機能の更新を延期する』にチェックを入れる
スタートメニュー ⇒ 設定 ⇒ 更新とセキュリティ ⇒ Windows Update ⇒ 詳細オプション
この『機能の更新を延期する』にチェックを入れることによってサービシングモデルがCBからCBBに切り替わるため、リリースされた直後にアップデートされるのではなく、4ヶ月後から新機能の更新が適用されるようになります。
ただし、Windows Homeエディションにおいてはこの方法が使えません。
CBからCBBに切り替えを行うことができない仕様になっています。
(レジストリの値を直接変更すればおそらく可能にはなりますが、お勧めはしません。)
Windows10のアップデートを少し遅らせたい場合には上記の方法をお試しください。