先週末の金曜日、米国はブラックフライデー。
この金曜日は、セールでディスカウントされた商品を目的に購買者が殺到して黒字になることからブラックフライデーと呼ばれている。
そして、今年のブラックフライデーにおけるオンラインショップの小売りの総売上高は過去最高の50億ドルを突破した。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
冒頭に書いた景気の良い話し、これはどんな商材にでも当てはまるのでしょうか?
そんなことはありません。
売れないわけではありませんが、ネットショップで販売するもので非常に壁が高い商材もあります。
ネットショップでハードルが高い商材
まず、ネットショップで普通に売れる商材は大半が工業製品です。
例えば、Aというメーカーのゲーム機であったり、Bというメーカーのテレビ、これらはどこで購入しても同じものが手に入る工業製品です。
こういった工業製品は、ネットショップが怪しい危険なサイトでない限り安ければ売れます。
ただし、当然ながら検索上で上位表示されるサイトでなければ見てもらえませんし、安さ勝負の価格競争という土俵に乗ることは必要になります。
では、ネットショップで販売する商材の中でハードルが高い商材とはどういうものか?
工業製品以外の高額品、例えば宝飾品などです。
この場合、ハリー・ウインストンやカルティエなどのブランド品や看板のある百貨店などの知名度のあるところを除き、無名の店舗がネットショップで勝負するのは非常にハードルが高いものとなります。
理由は簡単で、高いお金を払って偽物を買わされるリスクがあることや、ネットショップに掲載されている写真だけでは判断がつかないことなどがあります。
ただし、元々は路面店などにて実店舗販売がされており、インターネット上においても良い評判のところがネットショップ販売している場合などは勝算の可能性があります。
そうではない場合、ご自身がそのネットショップサイトで高額な宝飾品などを購入されるかどうかを思い浮かべてもらえばおわかりいただけるかと思います。