大手企業、中小・零細企業、小規模事業者を問わず大半で使用されている『infoアカウント』、その多くは大量の『スパムメール』の受け皿になっているだけかもしれません。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、皆さんの会社にも『info@example.com』といった会社の代表用メールアドレスが設けられていると思いますが、それは有益なものとなっていますか?
それとも、百害あって一利なしなものとなっていますか?
infoアカウントなどはスパムの対象
『フィッシングメール』、『ウイルスメール』、迷惑な『営業・宣伝メール』などの多くは『info@example.com』などの会社の代表用メールアドレスに送られてくることが多くあります。
理由は簡単で、個人用のメールアドレスと違って『info@example.com』といったメールアドレスはどこの会社でも設けていることが多いからです。
しかし、この『info@example.com』といった会社の代表用メールアドレスに送られてくるものは『スパムメール』が大半を占めていませんか?
これ、そういった状態であっても設けていること自体は正しいとも言えます。
RFC(Request for Comments)というインターネット技術の標準的な仕様を記した文書において記述されているものでもあるからです。
インターネット上で電子メールの交換を行う組織は”少なくとも”組織内に存在する各機能に関しては対応するメールボックスを利用できるようにすることがとても望ましい。
(JPNIC / 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター訳)
このようにです。
ただし、あくまでも『とても望ましい』とされているに過ぎません。
従って、『スパムメール』の受け皿にしかなっていないのであれば無くしてしまうことも一つと言えます。
残すという選択をされるのであれば、少し運用方法を再考してみると良いかもしれません。