iPhoneなどのiOSデバイスにおいて『Wi-Fi(無線LAN)が繋がらない/突然切れてしまう』という問題は、『iOS 12』がリリースされた直後に一部で起きていたことは確かですが、それは『iOS 12.0.1』のリリースで解消(修正)されているはずです。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
iPhoneなどのiOSデバイスを使っている方で、不具合が解消されているはずの『Wi-Fi(無線LAN)接続』に関して未だにしっくりこない状況の方、こんなアプリを入れていませんか?
iPhoneのWi-Fiが遅延するアプリ
iPhoneなどのiOSデバイスにおいて、Wi-Fi(無線LAN)が繋がらないわけではないが、繋がるまでに非常に時間がかかるというケースがあります。
iOSデバイス向けには少ない、セキュリティ系の一部のアプリケーションがインストールされているケースです。
現時点でのiOSの最新バージョン『iOS 12.1』でもそれが確認できるものとしては『Lookout』という米国のLookout社が提供するアプリケーションで、このアプリのセキュリティが動作している場合、おそらくチェック機能が働くことでWi-Fi(無線LAN)接続に1分強程度の遅延が発生します。
また、同アプリケーションはAndroid向けのものも提供されているため、Android搭載のスマートフォンなどにおいても同じような現象が発生する可能性があります。
このようなセキュリティ系のアプリケーションの場合、保護の観点からすればチェック後にしか接続しないということは十分にあり得る話しで、それはOS側の不具合ではなく、アプリケーションの仕様が影響しているものと言えるかもしれません。
Wi-Fi(無線LAN)接続に遅延が発生している方、一度セキュリティ系のアプリケーションを削除して試してみると問題に落ちがつく可能性があります。
ただし、Android搭載のスマートフォンやタブレットを使われている方の場合、最終的にはセキュリティソフトを無しにすることはお勧めしません。