Google(グーグル)は9月4日(米時間)、同社のWebブラウザ『Chrome』の最新安定版である『Chrome 69(69.0.3497.81)』をリリースしました。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
日本時間の今日、GoogleのWebブラウザ『Chrome 69』の最新安定版がリリースされました。
Chromeブラウザが公開から10周年ということもあり、今回はいくつかの新機能などが搭載されています。
Chrome 69リリースでの新機能
まず、最新版にアップデート後に直ぐに気付くものとして、デザインが変わっています。
なかなか感じの良いデザインで、随所に円の要素が出ています。
次に、ログインパスワードをChromeブラウザが自動生成するようになり、生成されたパスワードはGoogleアカウントに保存され、ツールバー上のアカウントアイコン内の『パスワード』で一覧できるようになっています(要設定)。
その他、検索クエリとURLの両方を入力する『Omnibox』において、検索内容次第では検索候補の表示のみで情報が得られるようになっていることや、Chromeブラウザのユーザーに名前とアイコンが設定できるようになり、ユーザーごとに管理することも可能です。
セキュリティ面においては40件ほどの脆弱性修正がされ、通信の暗号化が行われているHTTPS採用のWebページに対してはアドレスバーに表示される鍵マークが『緑色』から『灰色』になり、『保護された通信』の文字も表示がなくなりました。
通信の暗号化が行われていないHTTPページに関しては『保護されていない通信』として残っており、現状は警告文字が灰色の表示となっています。
10月リリース予定のChrome 70からは『赤色』での警告に変わる予定ですが、現状でも文字表示されるものは危険を伴うという認識に変わっている感じです。
ご参考までに。