Microsoft(マイクロソフト)は7月9日(米国時間)、7月の月例セキュリティ更新プログラムを公開しました。
このセキュリティ更新プログラムには深刻度が『緊急』のものが含まれていますので、早急なアップデートが望まれます。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、今日はMicrosoft(マイクロソフト)からリリースされている月例パッチ(セキュリティ更新プログラム)に関してお伝えします。
(例によって深刻度『緊急』のものが含まれています。)
2019年7月のセキュリティ更新プログラム
前述の通り、今回の月例パッチ(セキュリティ更新プログラム)にも深刻度が『緊急』のものが含まれています。
脆弱性を悪用された場合、リモートからの攻撃により任意のコードが実行されるなどの危険性がありますので、早急なアップデートが望まれます。
以下が今回のアップデート対象製品です。
・Microsoft Windows
・Internet Explorer
・Microsoft Edge
・Microsoft Office、Microsoft Office Services および Web Apps
・Azure DevOps
・オープン ソース ソフトウェア
・.NET Framework
・Azure
・SQL Server
・ASP.NET
・Visual Studio
・Microsoft Exchange Server
また、深刻度が『緊急』のものには以下のものがあります。
・Windows DHCP Server のリモートでコードが実行される脆弱性
・スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性
・Chakra スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性
・Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性
・Azure DevOps Server と Team Foundation Server のリモートでコードが実行される脆弱性
・GDI+ のリモート コードが実行される脆弱性
・Microsoft ブラウザーのメモリ破損の脆弱性
・.NET Framework のリモート コードが実行される脆弱性
以上となります。
最後に、深刻度が『重要』のものにおいて脆弱性の悪用が確認されているものもありますので、早い段階にてセキュリティ更新プログラムの適用を行うことが望まれます。