Microsoft(マイクロソフト)は6月11日(米国時間)、6月の月例セキュリティ更新プログラムを公開しました。
このセキュリティ更新プログラムには深刻度が『緊急』のものが含まれていますので、早急なアップデートが望まれます。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、今日はMicrosoft(マイクロソフト)からリリースされている月例パッチ(セキュリティ更新プログラム)に関してお伝えします。
(例によって深刻度『緊急』のものが含まれています。)
2019年6月のセキュリティ更新プログラム
前述の通り、今回の月例パッチ(セキュリティ更新プログラム)にも深刻度が『緊急』のものが含まれています。
脆弱性を悪用された場合、リモートからの攻撃により任意のコードが実行されるなどの危険性がありますので、早急なアップデートが望まれます。
以下が今回のアップデート対象製品です。
・Adobe Flash Player
・Microsoft Windows
・Internet Explorer
・Microsoft Edge
・Microsoft Office、Microsoft Office Services および Web Apps
・ChakraCore
・Skype for Business および Microsoft Lync
・Microsoft Exchange Server
・Azure
また、深刻度が『緊急』のものには以下のものがあります。
・2019 年 6 月の Adobe Flash のセキュリティ更新プログラム
・Windows Hyper-V のリモートでコードが実行される脆弱性
・ActiveX Data Objects (ADO) Remote Code Execution Vulnerability
・スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性
・Microsoft Speech API Remote Code Execution Vulnerability
・Chakra スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性
・スクリプト エンジンの情報漏えいの脆弱性
・Microsoft ブラウザーのメモリ破損の脆弱性
以上となります。
追伸:2019年5月より、Windows 10 1607~1803、それと同じビルドベースのWindows Serverにおける『Microsoft Updateカタログ』での差分パッケージの提供はなくなっており、フルパッケージでの提供のみとなっているようで(1809以降は元々フルパッケージ提供)、ダウンロードサイズが1GBを超えるものとなっています。