迷惑メールへの対策は行ったはずなのに、繰り返し届いてしまったり忘れたころにまた届いてしまうということは普通にあります。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
冒頭で書いたことはざらにある話しで、対策を何度となく行っても、それらは日々繰り返されます。
では、何故そのようなことになるのでしょうか?
迷惑メールの中身が微妙に変化している
迷惑メールの対策を行ったとしても、それはわずかな変化で届いてしまいます。
例えばサーバ側で、『”全体に” ”Content-Type: application/vnd.openxmlformats-officedocument.wordprocessingml.document docx” ”を含むものを削除する”』と対策を施していたとします。
この意味を簡単に申し上げると、『.docxのWordファイル添付』があれば削除してしまうことを意味しますが、この部分だけでも微妙に変化させて配信されています。
『Content-Type: application/vnd.openxmlformats-officedocument.wordprocessingml.document docx』のうち、最後の『docx』だけがない形で配信されてしまうことによりすり抜けてくることもあります。
このケースの場合、『”全体に” ”Content-Type: application/vnd.openxmlformats-officedocument.wordprocessingml.document” ”を含むものを削除する”』と対策を修正することですり抜けてきたものも含めて回避することはできますが、あくまでもこのケースに限っての話しになります。
申し上げたいのは、このケースに限らず迷惑メールの配信は手を変え品を変えやってきますので、対策を行っているつもりでも微妙な変化で届いてしまうことがあるということです。
こういった迷惑メールに対応するには、定期的に対策を見直し・修正していくことしかないかもしれません。