Facebook、Twitter、LINE、Instagramなどに代表されるSNS、現在では日本国内だけで6,000万人以上もの人々が利用しており、一部では業務連絡用のツールとして活用しているところもあるくらいです。しかし、便利なSNSも使い方を考えないとリスクになります。

驚く青い鳥

皆さん、こんにちは。

業務コンサルタントの高橋です。

昨今、SNS利用者の増加とともに、SNSによる情報漏えいも増加しています。

このSNSによる情報漏えいは何故起こるのでしょうか?

画像による情報漏えい

SNSでは、スマートフォンなどで撮影した画像が簡単に投稿できる機能がありますが、実はここに情報漏えいにつながるものがあったのです。

Aさんが、オフィスのデスクにコンビニで購入した限定のドリンクを置き、それをスマートフォンで撮影してSNSに投稿しました。しかし、投稿された画像には、ドリンクと一緒に重要な書類の一部が写ってしまっていたのです。

このように、悪意があったわけではないですが、Aさんの不注意で重要情報が流出してしまったというような事例が増加しているのです。

位置情報による特定

SNSには、スマートフォンから位置情報を取得して場所を知らせる機能もあります。前述のAさんが位置情報を通知していた場合、その重要情報がどこの会社から漏れたものなのか?まで特定できてしまうことになります。

流出した情報に付随情報が加わることによって、情報漏えいがさらに悪化してしまう可能性もあり得ます。

社内での利用ルールが必要

誰でも気軽に投稿できてしまうSNSは、ちょっとした意識不足で非常に大きな事故につながってしまいます。

そういったことを避けるためにも、社内における利用ルールの明確化が必要になってきます。

例えば、社内での写真撮影を禁止するなどのルールを徹底すれば、前述のような情報漏えいは避けることができます。

SNSは便利なツールではありますが、利用者の意識によっては事故の起きやすいものでもあります。

そのような事故が起きる前に、社内でSNS利用に関するルールを策定されることをお勧めします。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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