基幹業務システムなどを導入する際、スクラッチで開発すべきか、パッケージ製品を導入すべきかなどを迷うこともあるかと思いますが、皆さんはどのように判断していますか?

業務システム

皆さん、こんにちは。

業務コンサルタントの高橋です。

基幹業務システムを導入する際、全て自社のやり方にフィットしてくれることが一番使いやすいとは思いますが、なかなか理想通りにはいかないものです。

では、そのような場合にはどうすべきか?

システムに運用を合せる

基幹業務システムの導入は、スクラッチ開発をすれば良いというものでもありません。

ある程度の業務がまかなえるのであれば、パッケージ製品を導入した方が格段に安く導入できることの方が多く、そのパッケージ製品に運用を合せていくことで業務的にも結構なんとかなってしまうことの方が多いのです。

また、IT投資をする場合においても、必ず予算的な問題が付いて回ります。

その予算が少額であればあるほど現実的な導入方法を考える。つまり、システムに運用を合せることで予算内におさめるという考え方をすべきかと考えます。

費用対効果の問題

もう一つ、何らかの方法にてシステムを導入した場合、他方と比べてどれだけの効果を望めるのか?という問題があります。

例えば、スクラッチで開発をした場合には1,000万円のコストがかかり、パッケージ製品を導入した場合には250万円で済むとします。

これらの間には750万円の差があるわけですが、それだけの効果を1,000万円かけた場合においても出すことができるのか?ということです。

システムを導入するにあたり、コストをかけても運用を合せなければいけないということが出てくると金銭を出す側からすれば不満も出てくることでしょうが、そこはある意味割り切りが必要であると同時に、どの方法であれば一番費用対効果が出せるのか?ということで判断されたら良いでしょう。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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