先月、Mozillaのブラウザ『Firefox』は『Firefox 68』がリリースとなり、企業向けの延長サポート版『Firefox ESR』も『Firefox 68』ベースがリリースされました。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
さて、Mozillaのブラウザ『Firefox』につづき、メールソフトの『Thunderbird』も『Thunderbird 60』から『Thunderbird 68』へとメジャーバージョンアップして正式リリースとなりました。
Thunderbird 68が正式リリース
昨年の8月、『Thunderbird 60正式リリース』という記事にて『Thunderbird 60』のリリースをお伝えしましたが、1年後、『Thunderbird 68』の登場です。
今回は『Firefox ESR 68』ベースになり、多くの新機能が盛り込まれています。
・新しいアプリメニュー
・フルカラーサポート
・ダークテーマ
・添付ファイル管理
・ファイルリンクの改善
・etc…
また、企業向けにWindows 64bit版インストーラーとMSIパッケージが用意されており、組織内での展開が容易になっています。
注意したいのは、『Thunderbird 68』のアドオン関連の変更です。
・アドオンは、その作成者が『Thunderbird 68』へ対応させた場合にのみサポート
・辞書、テーマは『WebExtension』ベースのものだけに限定してサポート
・etc…
などの変更があります。
最後に、今回リリースされた『Thunderbird 68.0』は『thunderbird.net』からのみの提供で、旧バージョンからの自動アップデートは『Thunderbird 68.1』から実施予定となっています。
(『Thunderbird 68.0』へは自動でアップデートされません。)