パソコンをウイルスなどから保護してくれる『セキュリティソフト』、まれなケースではあるものの、インストールされていることだけでは安心できないことが起きたりします。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
皆さんがパソコンにインストールしている『セキュリティソフト』、何のエラーもなく正常にインストールが終了すれば当然正常稼働しているものと思うはずです。
しかし、まれなケースではあるものの、一部が正常に稼働していなかったりするケースも存在することを知っておいてください。
セキュリティソフトによる不検知
例えば、ウイルスが仕込まれた添付ファイルの付いたメールを受信したとします。
通常であれば、これはクライアントパソコンにて受信した段階でセキュリティソフトによって駆除されたりします。
しかし、これが何の処理もされない場合があります。
このようなケースに気付いた時、別のパソコンにおいてこのウイルス付メールが検知されるかどうかを確認することをお勧めします。
もし、別のパソコンにおいてウイルス付メールを検知し、駆除されたとするならば、最初のパソコンにおいてはその機能が正常に稼働していないことになります。
Outlook以外も検知はする
セキュリティソフトで対応しているメールソフトは、通常MicrosoftのOutlook、LiveメールなどのMicrosoft製品に限られていることが多いですが、他のメールソフトに一切対応していないというわけではありません。
他のメールソフトに対しては、メールソフトを対象にしているわけではなく、POPやIMAPといった通信において検知をすることでカバーしていたりします。
結果的には何らかの方法で検知・駆除される仕組みはあるということです。
ここからしても、ウイルス付メールを受信した際にはメールソフトに関係なく検知はするはずです。
このような場合、セキュリティソフトをアンインストールし、インストールし直したりしても改善されない場合もありますし、パソコンを構成している環境などによっても対処法が異なる場合もありますので、気付いたら直ぐサポートセンターに相談し、正常に検知されるよう対処されることをお勧めします。