先月末、ある企業が実施した『Webサイトのリニューアル』に対する『CV数』などの向上効果に関する調査結果が発表されました。
それによると、リニューアルしたWebサイトの7割で『CV』の改善効果がなく、半数以上は逆効果だったとされています。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
冒頭に書いた調査結果、読んで衝撃的でしたか?
これ、それなりに納得できるものなんです。
Webサイトのリニューアルは逆効果
まず、『CV』に関して説明しますと、『CV』は『Conversion』の略で『目標達成』のことです。
例えば、『お問い合わせフォーム』から『お問い合わせ』をもらうことを目標としている場合、Webサイトへの訪問者から『お問い合わせフォーム』を通して『お問い合わせ』が成された数ということになります。
また、アクセスユーザー数に対してこのアクションが成された件数の比率が『CVR(Conversion Rate)』と言われる『率』になります。
さて、話しを元に戻しますが、冒頭に書いた調査結果は普通の話しです。
すべてにおいて全く何も効果がないということではなく、『Webサイトのリニューアル』が『表層的変更』であった場合には『無意味』なものになる可能性を意味しています。
逆に、『Webサイトのリニューアル』が『構造的変更』であった場合には相応の効果があるとされています。
つまり、表面的な見た目を変えるのではなく、中身を見直さないとダメということです。