今朝確認をしたところ、Googleのブラウザ『Chrome』が『Chrome 70(70.0.3538.67)』に更新されました。

正式に『Chrome 70』がリリースされたということです。

Google Chrome 70での警告

皆さん、こんにちは。

業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。

とうとうGoogle Chrome 70がリリースになりました。

これにより、HTTPS化(常時SSL化)されていないWebサイト(ページ)ではさらに注意が必要となります。

Chrome70リリースで赤色警告始まる

今回のChrome 70で気をつけたいのは、ノーマル色(グレー)の『!保護されていない通信』に加えてフォームなどへのデータ入力においては『!保護されていない通信』のように赤色の警告表示に変わるようになることです。

ノーマルなグレーであれば気づかない可能性もありますが、フォームなどにデータを入力したと同時に赤色の警告表示に変わりますのでさすがに目立ちます。

これが意味するものは『信頼性の低下』、つまり『イメージダウン』です。

安全性以外にも心理的な要素がありますので、人によっては問い合わせなどを止めてしまう可能性も秘めています。

ユーザーが不安を覚え、Webサイトから離脱してしまい、問い合わせや商品購入の減少を招く可能性があるとしたらどうしますか?

この段階においてもHTTPS化(常時SSL化)を行わないことにメリットはありません。

早急に対応を行うべきです。

また、ほとんどが対応済みかと思いますが、2016年6月1日以前にシマンテック、GeoTrust、RapidSSLが発行したSSL/TLSサーバ証明書はChrome 70より完全に信頼が停止されます。

証明書の再発行費用は発生しないため、まだ再発行を受けていない方は早急に対応されることをお勧めします。

警告対象であるかが不明な場合は以下のサイトからチェックしてみてください。

Google Chromeによる警告をチェックする

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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