先週、GoogleのウェブブラウザChromeの最新バージョンであるChrome62が正式にリリースされました。
そして、いよいよこのGoogle Chrome62からこれが本格化します。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
先週、とうとうGoogle Chrome62が登場しました。
以前からこのブログでもご紹介していた通り、このChrome62から以下のことが起きてきます。
Chrome62から変わる警告表示
まず、入力フォームのあるページがHTTPSになっていない場合、入力項目に何か1つでも文字などを入れた段階で『!保護されていません』の警告表示がアドレスバーの先頭に出ます。
これは、お問い合わせフォームや検索フォームなど、すべてのフォーム入力において影響が出ます。
ただし、入力フォームに何も入力していない状態、つまりページにアクセスしただけの状態では警告表示は出ません。
また、シークレットモードにてホームページにアクセスした場合、入力フォームの有無にかかわらず、すべてのページがHTTPSになっていない場合は『!保護されていません』の警告表示がアドレスバーの先頭に出ます。
安全な接続はオーナーからの提供
このような施策はユーザーを守る観点からのものですが、アクセスする側のユーザーとしては自身で該当のホームページを安全にすることはできません。
従って、サイトオーナーである側がそれを提供してあげなければいけないということになります。
会社として、お店としてなど、仕事上のアナウンスとしてホームページを公開しているサイトには必ずと言っていいほどお問い合わせフォームが存在します。
このような業務用のホームページにおいて『!保護されていません』という警告表示が出てしまうことは、イメージや信用の低下、お問い合わせの減少などにもつながってしまいます。
今、日本におけるHTTPS化の比率も55%ほどに上がり、以前と比べてかなりHTTPS化が浸透してきています。
自社(自店)のホームページサイトをまだHTTPS化していない事業者の方、早急にHTTPS化を行われることをお勧めします。