Microsoft(マイクロソフト)は3月12日(米国時間)、3月の月例セキュリティ更新プログラムを公開しました。
このセキュリティ更新プログラムには深刻度が『緊急』のものが含まれていますので、早急なアップデートが望まれます。

皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
昨日(日本時間)、Microsoft(マイクロソフト)の月例パッチ(セキュリティ更新プログラム)がリリースされていますので、今日はそれをお伝えします。
2019年3月のセキュリティ更新プログラム
今回も深刻度が『緊急』のセキュリティ更新プログラムが含まれています。
脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンを制御されたりするなど、様々な被害が発生する可能性がありますので、早急なアップデートが望まれます。
以下が今回のアップデート対象製品です。
・Adobe Flash Player
・Internet Explorer
・Microsoft Edge
・Microsoft Windows
・Microsoft Office、Microsoft Office SharePoint
・ChakraCore
・Team Foundation Server
・Skype for Business
・Visual Studio
・NuGet
また、深刻度が『緊急』のものには以下のものがあります。
・Chakra スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性
・Windows 展開サービス TFTP Server のリモートでコードが実行される脆弱性
・スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性
・Windows VBScript エンジンのリモートでコードが実行される脆弱性
・Windows DHCP クライアントのリモートでコードが実行される脆弱性
・MS XML のリモートでコードが実行される脆弱性
・Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性
・Windows ActiveX のリモートでコードが実行される脆弱性
(※ 深刻度『注意』で『Adobe Flash Player』の修正も含まれています。)
最後に、今回のセキュリティパッチのうち、深刻度『重要』の2件がすでに悪用の確認がされたと発表されていますので、早い段階にてセキュリティ更新プログラムの適用を行うことが望まれます。