年間の収支予算を立てる際、売上や利益に対する計画表は作成するものの、

決算時には最終的にどのような状態になるかまで作成していますか?

予算計画

皆さん、こんにちは。

業務コンサルタントの高橋です。

収支予算を立てる際、売上・仕入原価・経費・利益は計画表に書き込むものの、

法人税等や消費税等に関しては記載をしない方がいらっしゃいます。

これを行わないことによって、決算時にどれくらいの税金が発生するのか?

つまり、納税するためにどれくらいの資金が必要になるのか?が、わからない

ままになってしまうのです。

この計画予算の中に法人税等や消費税等を含めて作成しておき、月割りとして

按分した額の資金を別口座にプールすると良いです。

主婦の方がやられている家計簿の管理の中にもこれと似たものがあることを

お気づきでしょうか?

真面目に家計簿を付けながら管理をしている主婦の場合、数枚の封筒を用意し、

それに『○○用』としてお金を予め振り分けています。

そうすることによって支払わなければいけない分のお金は確保されるため、

毎月支払いのあるものに関しては確実に支払ができるということになります。

ご理解いただけましたでしょうか?

こういったことのために納税準備預金といったものもあります。

預金利息は非課税ですし、若干金利が優遇されている場合もあります。

(納税目的以外の払い戻しを行うと預金利息は課税扱いになります。)

この機会に、税金を含めた計画や管理方法などを一度再考してみてください。

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この記事を書いた人

  • 業務コンサルタント高橋晋吾
  • 1968年生 愛知県名古屋市出身 会計・給与・販売購買在庫・税金系などの業務システムを製造・販売する某上場企業の出身で、会計・IT・WEBを中心とした業務改善などを行う業務コンサルタント
  • 中小企業庁『ミラサポ』登録専門家/あいち産業振興機構登録専門家/名古屋産業振興公社登録専門家
  • (Publisher:TRILOGYFORCE.COM)

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