2月に投稿した『Chrome68は非HTTPSに警告』という記事でもご紹介した通り、来週の7月24日リリース予定のGoogleのブラウザ『Chrome 68』では、『非HTTPS』に対して全面的に警告が行われます。
皆さん、こんにちは。
業務改善を行うIT・業務コンサルタント、高橋です。
このブログでも何度となく取り上げてきた『WebのHTTPS化』に関して、2月にもお伝えした通り、Googleのブラウザ『Chrome』では全面的な警告が行われるようになります。
しかし、これに対する認識が不足している事業者もまだまだ残っているため、再度お伝えすることにします。
Chrome68では全面的な警告になる
以前からお伝えしている通り、Googleのブラウザ『Chrome』の『バージョン68』からは『非HTTPS』サイト(ページ)に対して全面的な警告表示を出します。
そのようになってしまう『Chrome 68』は来週の7月24日にリリース予定となっています。
現時点では、お問い合わせフォームなどのフォームに文字入力をした時に『!保護されていません』と警告するにとどまっていますが、来週リリース予定のバージョンではそうはいきません。
お問い合わせなどのフォームに文字入力するか否かは関係なくなり、シンプルに『非HTTPS』サイト(ページ)すべてに警告表示をするようになります。
これはGoogleのブラウザ『Chrome』に限った話しではなく、Mozillaのブラウザ『Firefox』においても同じ方向へ切り替わります。
あなたがそのウェブサイト(ウェブページ)を閲覧しようとするユーザー(訪問者)であった場合、それはどのように感じるでしょうか?
おそらく、大半の方は『危険』とか、『怪しい』とかのマイナスのイメージを持ってしまい、直ぐにそのサイト(ページ)から離れてしまうことでしょう。
それが自社や自店のサイト(ページ)にて起こってしまう。
つまり、『イメージダウン』、『信用低下』といったことを招くことになってしまいます。
それを回避する方法は1つしかありません。
ウェブサイト(ページ)を全面的に『HTTPS化(暗号化)』することです。
余談ですが、このような話しを何度お伝えしても理解を示さない方がおられるのも事実です。
おそらく、実際に何かが起きてみないと実感がわかないのだろうと思います。